こんにちは、フクちゃんです。エリザベス女王杯は、2026年11月15日(日曜)に京都競馬場の芝2,200メートルで第51回が行われます(JRAの2026年11月の開催日程より)。3歳以上の牝馬による秋の女王決定戦です。

このサイトでは競馬のGⅠを何本か、JRAのレース成績データを機械で読み取って数えてきました。枠順の話はそのたびに出てきて、そのたびに「偶然の範囲です」で終わっていました。エリザベス女王杯は、初めてそうならなかったレースです。

2006〜2025年の20回・延べ338頭。8枠は54頭出て7勝、隣の7枠は50頭出て0勝です。

エリザベス女王杯の枠別勝利数と偶然の期待値(2006〜2025年)

2026年 エリザベス女王杯の基本情報

項目 内容
競走名 エリザベス女王杯(GⅠ)/第51回
開催日 2026年11月15日(日曜)
競馬場・コース 京都競馬場 芝2,200メートル(右)
条件 3歳以上・牝馬・オープン(定量)
斤量 3歳 54kg/4歳以上 56kg(過去20回の出走馬338頭すべてこの2通り)
過去20回の出走頭数 13〜18頭(延べ338頭)

開催日と競馬場はJRAの2026年11月の開催日程、斤量・頭数はJRAのレース成績データより。

開催場は20回のうち17回が京都です。例外は2020年・2021年・2022年の3回で、このときは阪神の芝2,200メートルで行われました。馬場状態は良が16回、稍重が1回、重が3回でした。

2026年の登録馬(特別登録)

JRAの特別レース登録馬では、2026年のエリザベス女王杯に23頭が登録しています。フルゲートは18頭なので、このままなら5頭は出走できません。斤量は4歳以上が56kg、3歳が54kgで、3歳はジュウリョクピエロ、ラフターラインズ、レイクラシックの3頭です。

GⅠを勝っている馬は4頭。2026年のオークスを勝った3歳のジュウリョクピエロ、2025年のオークス馬で10月のアイルランドトロフィーも勝ったカムニャック、2024年のオークスと秋華賞を勝ったチェルヴィニア、2024年の桜花賞馬ステレンボッシュです。昨年の勝ち馬レガレイラは登録していません。2026年に重賞を勝った馬は、ほかにもラフターラインズ(フローラS)、エセルフリーダ(中山牝馬S)、コガネノソラ(福島牝馬S)、セキトバイースト(府中牝馬S)、ジョスラン(小倉牝馬S)、ラヴァンダ(中京記念)がいます。

馬名 斤量 2026年の重賞の勝ち 2025年までのGⅠの勝ち(2016年以降)
アクアヴァーナル 56.0kg — —
アマイ 56.0kg — —
ヴーレヴー 56.0kg — —
エストゥペンダ 56.0kg — —
エセルフリーダ 56.0kg 中山牝馬S(GⅢ・3月7日) —
カテリーナ 56.0kg — —
カムニャック 56.0kg アイルランドT(GⅡ・10月11日) 2025年のオークス
クイーンズウォーク 56.0kg — —
ケリフレッドアスク 56.0kg — —
コガネノソラ 56.0kg 福島牝馬S(GⅢ・4月19日) —
サフィラ 56.0kg — —
シャドウメテオ 56.0kg — —
ジュウリョクピエロ 54.0kg オークス(GⅠ・5月24日) —
ジョスラン 56.0kg 小倉牝馬S(GⅢ・1月24日) —
ステレンボッシュ 56.0kg — 2024年の桜花賞
セキトバイースト 56.0kg 府中牝馬S(GⅢ・6月21日) —
チェルヴィニア 56.0kg — 2024年のオークス、2024年の秋華賞
ニシノティアモ 56.0kg — —
マリアイリダータ 56.0kg — —
ラヴァンダ 56.0kg 中京記念(GⅢ・8月16日) —
ラフターラインズ 54.0kg フローラS(GⅡ・4月26日) —
レイクラシック 54.0kg — —
レーゼドラマ 56.0kg — —

JRA「特別レース登録馬」(2026年11月4日に確認)と、JRA「2026年 重賞レース結果」より。馬名は登録の並び順。GⅠの勝ちはJRAのレース成績データ(2016〜2025年のGⅠ全24競走)から数えています。出走馬と枠順はJRAの出馬表で確定します。

本題:隣り合う7枠と8枠が、0勝と最多に分かれています

枠 出走 1着 3着以内 偶然なら1着
1枠 37 3 8 2.18
2枠 39 2 6 2.31
3枠 39 2 8 2.31
4枠 40 2 6 2.39
5枠 40 1 5 2.39
6枠 39 3 9 2.33
7枠 50 0 7 2.93
8枠 54 7 11 3.18

「偶然なら1着」は、その年の枠ごとの頭数から計算した期待値(合計は20)。

8枠は7勝/54頭、偶然なら3.18勝のところです。この回数以上が偶然に出る確率は2.9%。隣の7枠は0勝/50頭で、偶然なら2.93勝。1回も勝たない確率は4.1%でした。

ただ、この2つの数字をそのまま並べるのはフェアではありません。枠は8つあって、そのうちどこかが極端に見えるのは珍しくないからです。実際、「どこかの枠が0勝」だけなら確率は48.7%——これはまったく珍しくなく、このサイトの他のレースではいつもここで話が終わっていました。

そこで、「隣り合うどこかの枠のペアで、勝利数の差が7以上になる」確率を計算しました。各年の実際の頭数構成のまま勝ち馬を無作為に選ぶ試行を2万回くり返すと、2.5%です。7つある隣接ペアのどれでもよい、という緩い条件にしてもこの数字なので、エリザベス女王杯の7枠と8枠は、偶然で片づけきれない側に残りました。

とはいえ20回は20回です。8枠の7勝のうち3勝は阪神開催(2020年・2021年・2022年)で、コースが違う年が混ざっています。「8枠が来る」ではなく「20回ぶんのデータでは、この2つの枠の差が偶然としては大きかった」——このページが言えるのはそこまでです。

「3歳は斤量が軽くて有利」——それ、もう値段に入っています

斤量差は本当にあります。20回の出走馬338頭を見ると、3歳馬は83頭すべてが54kg、4歳以上は255頭すべてが56kgでした。2kgの差です。

成績も悪くありません。3歳馬は83頭で7勝、3着以内は19回。頭数だけで割ると期待は4.87勝なので、7勝は多く見えます。ここまでが「3歳有利」の根拠です。

ところが、その3歳馬たちが何番人気で出ていたかを計算に入れると話が変わります。人気別のGⅠ勝率(238レース・延べ3957頭)を各頭の人気にあてはめて足すと、3歳馬に期待される勝利数は7.75勝。実際は7勝です。斤量の分はすでにオッズが織り込んでいて、そのうえで期待どおりでした。

勝った3歳馬は2006年フサイチパンドラ・2007年ダイワスカーレット・2008年リトルアマポーラ・2010年スノーフェアリー・2013年メイショウマンボ・2017年モズカッチャン・2023年ブレイディヴェーグの7頭です。「軽いから買える」ではなく「軽いぶんはもう人気になっている」。ここは覚えておくと、当日のオッズの見え方が変わると思います。

「荒れるGⅠ」は、当たっているけれど言い方が雑です

払戻から見ると、たしかに荒れ気味です。勝ち馬の単勝の中央値は725円で、同じ方法で数えたGⅠ238レース全体の485円より高い。1,000円を超えたのは20回で6回(30.0%)、GⅠ全体では22.3%です。最高は2009年の7,710円でした。

ところが1番人気の成績は普通です。5勝/20回で、GⅠ全体の1番人気の勝率34.9%から計算した期待は6.97勝。これ以下になる確率は24.9%——珍しくもなんともない数字です。3着以内は13回でした。

8番人気以下の勝利は2回(期待2.19回、GⅠ全体では勝ち馬の10.9%)——2009年の11番人気と2021年の10番人気です。ただ、この2回で説明がつくのは平均のほうだけでした。2回を外すと平均は1,464円から838円まで落ちますが、中央値は725円から645円までしか動きません。つまり大穴が混ざるという話ではなく、真ん中あたりの配当そのものがGⅠの平均より高い、というのがこのレースの形です。

人気 出走 1着 3着以内 GⅠ全体の勝率
1番人気 20 5 13 34.9%
2番人気 20 1 8 19.3%
3番人気 20 5 9 15.1%
4番人気 20 3 7 8.8%
5番人気 20 1 6 4.6%
6番人気 20 1 3 2.5%
7番人気 20 2 4 3.8%
8番人気 20 0 0 4.2%
9番人気 20 0 4 3.8%
10番人気 20 1 1 0.4%

表は10番人気までです。2009年の勝ち馬は11番人気で、この表には入っていません。「GⅠ全体の勝率」は2016〜2025年のGⅠ238レース・延べ3957頭から。

4週間前の秋華賞と並べると、性格の違いが出ます

同じ20年、同じ数え方、同じベースライン、同じ牝馬戦。違うのは距離と、3歳限定か3歳以上かというところです。

エリザベス女王杯 秋華賞
1番人気の勝利 5回 7回
勝ち馬が4番人気以内 14回 19回
8番人気以下の勝利 2回 1回
単勝の中央値 725円 340円

両レースとも2006〜2025年の20回。期待値の計算に使ったGⅠ238レースも同じです。

勝ち馬が4番人気以内から出たのは、エリザベス女王杯が14回、秋華賞が19回。GⅠ全体の勝率から計算した期待は15.63回なので、エリザベス女王杯のほうは「期待どおり」、秋華賞のほうが偏っているという形です。同じ秋の牝馬路線でも、上位人気の信頼度は同じではありません。

エリザベス女王杯と秋華賞の勝ち馬の人気(2006〜2025年)

4コーナーの位置と、年齢

勝ち馬が4コーナーで何番手だったかを平均すると6.55番手、無作為に1頭選んだときの平均は8.95番手です。20回のうち4番手以内だったのは5回。前にいた馬がやや有利ですが、直近5年は2021年8番手・2022年10番手・2023年5番手・2024年4番手・2025年10番手と、後ろからでも届いています。

年齢は、勝ち馬の平均が3.85歳。6歳以上は34頭出て0勝で、偶然なら2.03勝のところです(1勝もしない確率は11.1%)。連覇したのはスノーフェアリー・ラッキーライラックの2頭でした。

過去20回の勝ち馬

年 勝ち馬 人気 枠/馬番 4角 単勝 馬場 競馬場
2006 フサイチパンドラ 7番人気 8枠15番 6番手 2,620円 良 京都
2007 ダイワスカーレット 1番人気 5枠7番 1番手 190円 良 京都
2008 リトルアマポーラ 4番人気 8枠16番 4番手 1,320円 良 京都
2009 クィーンスプマンテ 11番人気 4枠7番 1番手 7,710円 良 京都
2010 スノーフェアリー 4番人気 3枠6番 7番手 850円 良 京都
2011 スノーフェアリー 1番人気 8枠18番 10番手 270円 良 京都
2012 レインボーダリア 7番人気 8枠15番 9番手 2,300円 重 京都
2013 メイショウマンボ 2番人気 2枠3番 8番手 390円 重 京都
2014 ラキシス 3番人気 1枠1番 7番手 680円 良 京都
2015 マリアライト 6番人気 6枠12番 8番手 1,520円 稍重 京都
2016 クイーンズリング 3番人気 2枠3番 7番手 610円 良 京都
2017 モズカッチャン 5番人気 3枠5番 4番手 770円 良 京都
2018 リスグラシュー 3番人気 6枠12番 9番手 470円 良 京都
2019 ラッキーライラック 3番人気 1枠2番 8番手 540円 良 京都
2020 ラッキーライラック 1番人気 8枠18番 5番手 330円 良 阪神
2021 アカイイト 10番人気 8枠16番 8番手 6,490円 良 阪神
2022 ジェラルディーナ 4番人気 8枠18番 10番手 810円 重 阪神
2023 ブレイディヴェーグ 1番人気 1枠1番 5番手 240円 良 京都
2024 スタニングローズ 3番人気 6枠11番 4番手 950円 良 京都
2025 レガレイラ 1番人気 4枠7番 10番手 230円 良 京都

JRA「レース成績データ」より機械で読み取り。単勝は100円あたりの払戻金。

海外ブックメーカーで日本のGⅠは扱われるのか

扱われます。2026年9月20日に日本語表示で確認したところ、1xBetとBetWinner(この2社は同じ競馬配信を使っていて、同日の中身はまったく同じでした)の競馬欄には13か国・35開催・257レースが並んでいて、そのなかにその日のJRA開催がそのまま(阪神12レース・中山12レース)入っていました。注目度の高いレースは、別枠の「競馬アンテポスト」に前売りとして先に立ちます。載る開催は日によって入れ替わるので、エリザベス女王杯が前売りに立つかどうかは開催が近づいてから各社の画面で確認してくださいね。

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オッズの仕組みはブックメーカーで競馬に賭ける方法と海外競馬をブックメーカーで楽しむにまとめています。

読むときの注意点

  • 20回は20回ぶんの情報しかありません:このページの確率はすべて「20回という少ない回数で、どれくらい起こりやすいか」を計算したものです。7枠と8枠の話も、2.5%という数字が出たというだけで、来年そうなる保証ではありません。
  • 2020年・2021年・2022年は阪神開催です:コースの違う3回を混ぜて数えています。
  • 前走や血統は見ていません:使ったのはJRAの成績データにある項目(人気・枠・着順・通過順・配当・馬場・斤量)だけです。
  • 必勝法ではありません:JRAの馬券には控除率が、ブックメーカーのオッズにはマージンが組み込まれていて、長期的には胴元側に利益が残る仕組みです。
  • 法律は居住国・地域によって違います:日本国内では海外ブックメーカーの利用は賭博罪に当たり得るとされています。必ずご自身の居住国・地域の法律を確認し、年齢制限を守り、余剰資金の範囲で、自己責任で楽しんでください。

同じ作り方で、秋華賞、菊花賞、スプリンターズステークス、ジャパンカップ、有馬記念も過去20回ぶんを数えてあります。1週間後の11月22日のマイルチャンピオンシップは、枠の出方がちょうど反対でした——8つの枠すべてが2〜4勝で、0勝の枠がありません。2週間前の11月1日の天皇賞(秋)は、外枠2つが97頭で3勝(偶然なら6.10勝)というレースです。春の牝馬のGⅠヴィクトリアマイルも、同じ20回ぶんを数えてあります。前哨戦のアイルランドトロフィー(旧・府中牝馬ステークス)は、4〜7番人気がよく勝つレースです。12月の牝馬のハンデ重賞ターコイズステークス(GⅢ)も数えました。

よくある質問

2026年のエリザベス女王杯はいつ、どこで行われますか?

2026年11月15日(日曜)に、京都競馬場の芝2,200メートルで第51回が行われます(JRAの2026年11月の開催日程より)。3歳以上の牝馬による定量戦で、斤量は3歳が54kg、4歳以上が56kgです。

エリザベス女王杯に有利な枠はありますか?

過去20回では8枠が7勝/54頭(偶然なら3.18勝)、隣の7枠が0勝/50頭(偶然なら2.93勝)でした。8つの枠のうちどこかが0勝になる確率は48.7%あるので0勝そのものは珍しくありませんが、隣り合うペアで勝利数の差が7以上になる確率は2.5%です。20回ぶんのデータとしては偶然で片づけきれない差でした。

3歳馬は斤量が軽いぶん有利ですか?

斤量差は2kgあり、3歳馬は過去20回で83頭中7勝しています。ただしその3歳馬たちの人気を計算に入れると期待勝利数は7.75勝で、実際の7勝とほぼ同じでした。斤量の分はすでにオッズに織り込まれている、というのがこの20回の形です。

エリザベス女王杯は荒れるレースですか?

勝ち馬の単勝の中央値は725円で、GⅠ238レース全体の485円より高めです。1,000円超は20回中6回(30.0%)でした。ただし1番人気は5勝/20回で、GⅠ全体の勝率から計算した期待6.97勝に対してこれ以下になる確率は24.9%——1番人気が特別に飛ぶレースではありません。

秋華賞とはどう違いますか?

勝ち馬が4番人気以内から出たのは、エリザベス女王杯が14回、秋華賞が19回です。8番人気以下の勝利は2回に対し1回、単勝の中央値は725円に対し340円でした。同じ20年・同じ数え方で、上位人気の信頼度がはっきり違います。

6歳以上の馬は勝っていますか?

過去20回では34頭が出走して0勝です。人気から計算した期待は2.03勝で、1勝もしない確率は11.1%なので、珍しいとまでは言えない範囲でした。

海外ブックメーカーでエリザベス女王杯に賭けられますか?

業者によります。1xBetとBetWinnerの競馬欄には、2026年9月20日に確認した時点でその日のJRA開催(阪神・中山)がそのまま入っていました。ただし載る開催は日によって入れ替わり、注目度の高いレースは別枠の「競馬アンテポスト」に前売りとして立ちます。利用できるかどうかは居住国・地域の法律によって異なります。

このページの数字はどこから取っていますか?

JRAが公開しているレース成績データのエリザベス女王杯2006〜2025年の20ページを機械で読み取り、延べ338頭を集計しました。人気別の基準値は同じくJRAの成績データからGⅠ238レース・延べ3957頭(2016〜2025年)を使っています。2026年の開催日はJRAの2026年11月の開催日程です。

フクちゃん(フクベット編集部)
編集者・運営者 | 海外ブックメーカー比較・情報

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ベッティングは20歳以上・余剰資金の範囲で楽しみましょう。ギャンブルに関する法律は居住国・地域によって異なります。 | 最終更新:2026年11月4日

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