LoL(リーグ・オブ・レジェンド)は、eスポーツのなかでもブックメーカーの取り扱いがもっとも安定しているタイトルのひとつです。ただし試合の構造を知らないままオッズだけ見ても、ほとんど読めません。このページではルールとマーケットの対応関係を先に整理し、そのうえで2026年シーズンの大会日程と、LoL特有の「知らないと外す」ポイントまでをまとめます。

とくに大きいのがFearless Draftです。2025年からLoLのeスポーツはこのルールで動いていて、シリーズが進むほど使えるチャンピオンが減っていきます。Bo5の第4試合は第1試合とは別の競技だと言っていいほどで、ここを知らずにハンディキャップを買うと読みを外します。

なお、ブックメーカーを利用できるかどうか、また適法かどうかはお住まいの国・地域の法律によって異なります。20歳未満の方はご利用いただけません。

まず押さえる:LoLの試合はこう決まる

3つのレーンとジャングル、両陣営の拠点からなるMOBAマップの模式図

LoLは5人対5人のMOBAです。両チームがマップの対角にある自陣から出発し、3本のレーンとその間のジャングルを奪い合いながら、相手の本拠地(ネクサス)を破壊したほうが勝ちになります。

賭ける側にとって重要なのは、次の3点です。

  • 引き分けがありません。1試合には必ず勝者がいます。サッカーのような3択ではなく2択です
  • 1試合=1ゲームで、勝負はシリーズで決まります。リーグ戦はBo1(1本勝負)かBo3(2本先取)、プレーオフと国際大会は基本的にBo5(3本先取)です
  • 試合時間が決まっていません。25分で終わることも40分を超えることもあり、これが総キル数などのマーケットを大きく揺らします

各ポジション(トップ/ジャングル/ミッド/ボット/サポート)は役割が固定されていて、選手同士の入れ替えがほとんど効きません。ここは後述の「注意点」に効いてきます。

Fearless Draft:シリーズが進むほどチャンピオンが減る

シリーズが進むごとに選べるチャンピオンが減っていくことを示す3段階の図

LoLのeスポーツは2025年からFearless Draftが標準になり、2026年シーズンも継続することをRiot Gamesが表明しています。First StandもMSIもWorldsも、このルールで行われます。

中身はシンプルです。シリーズのなかで一度使われたチャンピオンは、そのシリーズの以降の試合では選べなくなります。第1試合は通常どおりのピック&バンですが、第2試合はそこで使われた分だけ選択肢が減り、第3試合はさらに減ります。通常のバン(10体)に加えて、使用済みチャンピオンの分が積み上がっていくイメージです。

ひとつ正直に書いておきます。「使ったチームだけが使えなくなる」のか「両チームとも使えなくなる」のかについては、資料によって説明が分かれています。実際に大会や下部リーグごとに運用が異なる(いわゆるフルとソフトの違いがある)ため、当サイトとしてはどちらかを断定しません。賭ける前に、その大会のルールをご確認ください。

ただし賭ける側にとって効いてくる部分は、どちらの運用でも変わりません。それは次の点です。

  • 後半の試合ほど、チャンピオンプールの深さがそのまま強さになります。得意な数体に依存しているチームは、第3・第4試合で持ち味を出せなくなります
  • Bo5の第4・第5試合は、第1試合とは別物です。「1本目を落としたチームが立て直した」のではなく、有利なチームが手札を先に使い切っていることがあります
  • ハンディキャップの読み方が変わります。格上に「-2.5」(3-0)を求めるのは、Fearless下ではそれ以前より重い条件です。逆に格下の「+2.5」は、1本取れば当たるという意味で拾いやすくなります

「なぜ強いチームがゲーム4で崩れるのか」の答えの多くはここにあります。これは他競技のハンディキャップにはない、LoL固有の構造です。

マーケットとルールの対応

ルールが分かると、マーケットが何を聞いているのかがそのまま読めます。多くのブックメーカーで見かける代表的なものを並べます。

マーケット 何に賭けるか LoLでの読み方
勝者(マネーライン) シリーズの勝者 引き分けがないので純粋な2択
ハンディキャップ -1.5 Bo3を2-0で勝つ 1本も落とさないことが条件
ハンディキャップ +1.5 1本取れば的中 2-1で負けても当たり
総ゲーム数 O/U 2.5(Bo3) 第3試合まで行くか 2-0ならアンダー、2-1ならオーバー
総ゲーム数 O/U 3.5 / 4.5(Bo5) 何本目まで行くか Fearlessの影響が出やすい
正確なスコア 2-0/2-1/1-2/0-2 など オッズは高いが的中は難しい
ファーストブラッド 最初のキルを取るチーム 序盤の接触の積極性が出る
ファーストタワー 最初にタワーを壊すチーム 序盤のレーン優位を反映
総キル数 O/U 1ゲームのキル合計 パッチのメタで大きく動く

最初のうちは勝者ハンディキャップの2つで十分です。オッズそのものの読み方はオッズの見方、ベットの種類は賭け方の解説にまとめています。

2026年シーズンの構造と主要大会

2026年のトップリーグは6つです。LCK(韓国)、LPL(中国)、LEC(EMEA)、LCS(北米)、LCP(アジア太平洋)、CBLOL(ブラジル)。各リーグの成績が、年3回の国際大会につながります。

First Stand 2026(3月)— 終了

シーズン最初の国際大会で、2026年は3月16日から22日にブラジル・サンパウロで開催されました。出場は8チーム(LCKとLPLが2枠、LEC・LCS・CBLOL・LCPが1枠ずつ)で、グループステージから決勝まで全試合がBo5という濃い大会です。優勝はBilibili Gamingで、G2 Esportsを3-1で下しました。

MSI 2026(6月〜7月)— 終了

6月26日から7月12日に行われた、シーズン2つ目の国際大会です。MSIの結果は世界大会の出場枠にも反映されます。

Worlds 2026(10月15日〜11月14日)— これからが本番

そしてWorld Championship(Worlds)2026です。2026年は北米開催で、10月15日から11月14日。会場は米国の3都市にまたがります。

  • プレイイン:ロサンゼルスのRiot Games Arena(10月15日〜18日)
  • スイスステージ・準々決勝・準決勝:テキサス州アレンのCredit Union of Texas Event Center
  • 決勝:ニューヨーク・ブルックリンのバークレイズ・センター(11月14日)

出場は19チーム。地域枠はLCKとLPLが各4、LEC・LCS・LCPが各3、CBLOLが2です。北米での開催は2017年以来になります。

スイスステージの仕組みは、優勝予想に賭ける人ほど知っておく価値があります。16チームが同じ成績どうしで当たっていき、先に3勝したチームから順に8チームが決勝トーナメントへ進みます。つまり初戦を落としても終わりではありません。一発勝負のトーナメントとは違い、「初戦で不利な組み合わせを引いた強豪」のオッズが一時的に緩む場面が出てきます。決勝トーナメントは一発勝負で、いずれもBo5です。

LCPと日本のチーム

日本語で追いやすいのはLCP(League of Legends Championship Pacific)です。アジア太平洋をひとつにまとめたトップリーグで、日本からは DetonatioN FocusMe と Fukuoka SoftBank HAWKS gaming が参戦しています。2026年のSplit 1は台北で1月16日から3月1日にかけて行われ、レギュラーシーズンはBo3の総当たり、プレーオフはBo5のダブルイリミネーションという構成でした。

かつてのトップリーグだったLJL は、2025年からLCPの下部(2部)リーグという位置づけになっています。LJL決勝の勝者はLCPの昇格トーナメントに進み、そこでトップリーグの座を争います。日本語の実況・解説がつく試合が多いので、選手やチームの状態を自分の目で確かめられるという意味では、賭ける対象として情報の取りやすい部類です。

LoLならではの、賭ける前に知っておきたい特徴

ここが、他競技の感覚のままだと外す部分です。

  • パッチでメタが変わります。LoLは定期的にゲーム内のバランス調整が入り、そのたびに強いチャンピオンや戦い方が入れ替わります。パッチをまたいだ直近成績は、そのままの強さを表しません。大会の使用パッチが変わる時期はとくに慎重に
  • Fearless Draftでプールの深さが問われます。前述のとおり、シリーズ後半ほど「引き出しの数」が結果を左右します
  • ロースターは5人で、ロールが固定です。1人の欠場や交代が、他競技の1人交代よりはるかに重く効きます。スタメン情報は試合直前に出ることがあるので、早い時間に賭けるほどこのリスクを負います
  • サイド(ブルー/レッド)はドラフトの順番に影響します。先にピックできるかどうかで組み立てが変わるため、同じ対戦カードでも試合ごとに条件が同じではありません
  • 試合時間が可変です。総キル数やゲーム内の各種マーケットは、その日のメタが「早く終わる」寄りか「長引く」寄りかで数字の意味が変わります

ブックメーカーでLoLに賭けるまでの流れ

  1. eスポーツを扱う業者を選ぶ。選び方の基準はブックメーカーの選び方にまとめています
  2. アカウントを作り、本人確認の要件を先に確認する。出金の段階で慌てないためです
  3. 入金する。手段ごとの違いは入出金方法ガイドをご覧ください
  4. 「eスポーツ → League of Legends」から試合を選ぶ。大会名(Worlds、LCK、LCPなど)で絞れる業者が多いです
  5. まずは勝者かハンディキャップから。金額を決めてから賭けます

eスポーツ全体の賭け方はeスポーツベッティング完全ガイド、同じ構造で読める姉妹タイトルはVALORANTの賭け方ガイドにまとめています。

LoLに強いブックメーカー

対応状況やマーケット数は変わることがあるため、登録前に各公式サイトで最新の情報をご確認ください。

1xBet

eスポーツの取り扱いが広く、LoLでもシリーズの勝者だけでなくゲーム単位のマーケットまで出ることが多い業者です。サイトもサポートも日本語で、口座を日本円で持てるため、賭け金の感覚をつかみやすいのも実用的な利点です。ライセンスは規制当局の公開登録簿でも有効として確認できました。

1xBetのレビューを読む1xBetの公式サイトを見る

ピナクルスポーツ

マージンの低さで知られ、eスポーツにも早くから力を入れてきた業者です。同じ試合でもオッズが他社より高くなることがあります。ウェルカムボーナスやフリーベットは提供していませんが、そのぶん出金前に賭け直す必要のある残高も発生しません。

ピナクルスポーツのレビューを読む

bet365

ライブベッティングの操作性で評価の高い業者です。試合中の流れを見ながら賭けたい人に向いています。表示は英語のみです。

bet365のレビューを読む

各社の比較はブックメーカー一覧、評価の付け方はレビュー評価基準をご覧ください。

賭ける前に知っておきたいこと

  • オッズにはマージンが含まれています。長期的には控除される仕組みで、「必ず勝てる方法」は存在しません
  • eスポーツはマーケットが薄いことがあります。注目度の低い試合ではオッズが甘い代わりに上限額が小さく、途中で取り下げられることもあります
  • 内部情報での賭けや八百長への関与は絶対にしてはいけません。LoLを含むeスポーツはこの問題に厳しく対処しており、競技そのものの価値を損なう重大な行為です
  • 責任あるギャンブル。賭けは娯楽であり、収入源ではありません。20歳以上で、失っても生活に困らない範囲の余剰資金で楽しみましょう。のめり込みが心配なときは相談窓口を利用してください
  • 適法性は居住国によります。詳しくは法的考慮事項をご確認ください

よくある質問(FAQ)

LoLの賭けはどうやって始めますか?

eスポーツを扱っているブックメーカーでアカウントを作り、入金したうえで「eスポーツ → League of Legends」から試合を選びます。最初はシリーズの勝者ハンディキャップのように仕組みが分かりやすいマーケットから始めるのがおすすめです。利用できるかどうかと適法かどうかはお住まいの国・地域の法律によって異なります。

Fearless Draftとは何ですか?

シリーズのなかで一度使われたチャンピオンが、そのシリーズの以降の試合では選べなくなるルールです。2025年からLoLのeスポーツの標準になり、2026年シーズンも継続することをRiot Gamesが表明しています。なお「使ったチームだけが使えなくなる」のか「両チームとも使えなくなる」のかは資料によって説明が分かれ、大会ごとに運用が異なるため、当サイトではどちらとも断定していません。賭ける前に大会のルールをご確認ください。

ハンディキャップの「-1.5」はどういう意味ですか?

Bo3(2本先取)で、そのチームが2-0で勝つことが的中の条件という意味です。1本でも落とすと外れます。逆に「+1.5」は1本取れば的中なので、2-1で負けても当たります。Bo5では「-2.5」が3-0、「+2.5」が1本取れば的中に対応します。

LoLの試合に引き分けはありますか?

ありません。1試合には必ず勝者がいて、相手のネクサスを先に破壊したほうが勝ちです。そのためマネーラインはサッカーのような3択ではなく2択になります。

Worlds 2026はいつどこで開催されますか?

2026年10月15日から11月14日にかけて、米国のロサンゼルス、テキサス州アレン、ニューヨークの3都市で開催されます。プレイインはロサンゼルスのRiot Games Arenaで10月15日から18日、スイスステージと準々決勝・準決勝はテキサス州アレンのCredit Union of Texas Event Center、決勝は11月14日にニューヨーク・ブルックリンのバークレイズ・センターで行われます。出場は19チームです。

Worldsのスイスステージはどんな仕組みですか?

16チームが同じ成績どうしで対戦を重ね、先に3勝したチームから順に8チームが決勝トーナメントに進みます。一発勝負ではないため、初戦を落としても敗退が確定するわけではありません。決勝トーナメントは単純な勝ち抜き戦で、いずれもBo5です。

日本のチームはどのリーグに出ていますか?

アジア太平洋のトップリーグであるLCP(League of Legends Championship Pacific)に、DetonatioN FocusMe と Fukuoka SoftBank HAWKS gaming が参戦しています。かつてのトップリーグだったLJLは2025年からLCPの下部リーグという位置づけで、LJL決勝の勝者がLCPの昇格トーナメントに進みます。

2026年のトップリーグはどこですか?

LCK(韓国)、LPL(中国)、LEC(EMEA)、LCS(北米)、LCP(アジア太平洋)、CBLOL(ブラジル)の6つです。各リーグの成績がFirst Stand、MSI、Worldsという年3回の国際大会につながります。

eスポーツのオッズは他の競技と違いますか?

基本的な読み方は同じですが、注目度の低い試合ではマーケットが薄く、賭けられる上限額が小さかったり、途中で取り下げられたりすることがあります。またLoLはパッチでゲームのバランスが変わるため、直近の成績がそのまま現在の強さを表すとはかぎりません。

フクちゃん(フクベット編集部)
編集者・運営者 | 海外ブックメーカー比較・情報

フクベット(FukuBet.asia)は、海外ブックメーカーをスポーツファンの視点で比較・解説する日本語の情報サイトです。ライセンス・オッズ・入出金・日本語対応などを一つずつ確認し、良い点も注意点も正直にお伝えしています。評価の詳しい方法はレビュー方針・評価基準、運営者については運営者情報をご覧ください。

ベッティングは20歳以上・余剰資金の範囲で楽しみましょう。ギャンブルに関する法律は居住国・地域によって異なります。 | 最終更新:2026年8月10日

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