こんにちは、フクちゃんです。MLBの2026年ワールドシリーズは、ミルウォーキー・ブルワーズが4勝1敗でタンパベイ・レイズを破り、球団初のワールドシリーズ優勝を決めました。ブルワーズはナ・リーグ優勝決定シリーズでドジャースに4連勝して進出し、レイズはア・リーグ優勝決定シリーズでガーディアンズを4勝2敗で破っていました。現地10月23日(金)に開幕し、ブルワーズが第1戦3-2、第2戦5-4、第3戦10-1と3連勝、第4戦は延長12回3-4のサヨナラ負けで、第5戦を4-1で勝って決めています(日程と結果)。シリーズMVPは捕手のウィリアム・コントレラスです。このページでは2026年の日程と対戦カードに加えて、MLB公式のデータで1903年からの121回のワールドシリーズを数え、「何試合で決まるか」「第1戦は大事か」「ホームは有利か」を確かめました。(最終更新:2026年10月30日)
先に結論をひとつ。第1戦を取ったチームは、7試合制の117回のうち75回(64.1%)で優勝しています。
ワールドシリーズ2026の日程と結果
| 試合 | 日付(現地) | 日本時間の開始 | 本拠地 | 結果・備考 |
|---|---|---|---|---|
| 第1戦 | 10月23日(金) | 10月24日(土)午前9時 | ブルワーズ | ブルワーズ 3-2 レイズ |
| 第2戦 | 10月24日(土) | 10月25日(日)午前9時 | ブルワーズ | ブルワーズ 5-4 レイズ |
| 第3戦 | 10月26日(月) | 10月27日(火)午前9時 | レイズ | ブルワーズ 10-1 レイズ |
| 第4戦 | 10月27日(火) | 10月28日(水)午前9時 | レイズ | レイズ 4-3 ブルワーズ(延長12回) |
| 第5戦 | 10月28日(水) | 10月29日(木)午前9時 | レイズ | ブルワーズ 4-1 レイズ(ブルワーズ優勝) |
| 第6戦 | 10月30日(金) | 10月31日(土)午前9時 | ブルワーズ | 行われず |
| 第7戦 | 10月31日(土) | 11月1日(日)午前9時 | ブルワーズ | 行われず |
MLB公式の日程データより(2026年10月21日に確認、結果は10月30日に確認)。シリーズは第5戦で決まり、第6・7戦は行われませんでした。開始時刻はMLB公式の日程データで、すべて現地の夜(東部時間午後8時)、日本時間では翌日の午前9時です。
7試合制で、先に4勝したチームが優勝です。第1・2・6・7戦がブルワーズの本拠地アメリカン・ファミリー・フィールド(ミルウォーキー)、第3〜5戦がレイズの本拠地トロピカーナ・フィールド(セントピーターズバーグ)。ホームの順番はレギュラーシーズンの勝率で決まり、ブルワーズは103勝59敗で両リーグ最高でした(レイズは98勝64敗)。視聴方法はMLB中継の視聴ガイドにまとめています。
対戦カード:ブルワーズ対レイズ、ブルワーズが初優勝
ブルワーズは地区シリーズでパドレスに3勝1敗、リーグ優勝決定シリーズでドジャースに4連勝して勝ち上がりました。レイズは地区シリーズでヤンキースに3連勝し、リーグ優勝決定シリーズはガーディアンズに1勝2敗と先行されてから3連勝、4勝2敗で決めました(第6戦は10月19日、本拠地で7対3)。勝ち上がりの詳しい経過はポストシーズンのページに載せています。
| 球団 | ワールドシリーズ | 結果 |
|---|---|---|
| ブルワーズ | 1982年 | 敗退(対カージナルス、3勝4敗) |
| レイズ | 2008年 | 敗退(対フィリーズ、1勝4敗) |
| レイズ | 2020年 | 敗退(対ドジャース、2勝4敗) |
MLB公式の試合データより。勝敗は各球団から見た数字。
ブルワーズのワールドシリーズ出場は1982年の1回だけで、カージナルスに3勝4敗で敗れています。レイズも2008年と2020年の2回とも敗退しています。2026年はブルワーズが勝ち、2度目の出場で球団初のワールドシリーズ優勝になりました。ワールドシリーズでの両球団の対戦はこれが初めて。なお、両球団の現在のロースター(各26人)に日本出身の選手はいません。
何試合で決まるか:過去117回
| 決着 | 回数 | 割合 | 実力互角の理論値 | 理論値での回数 |
|---|---|---|---|---|
| 4勝0敗 | 21回 | 17.9% | 1/8 | 14.6回 |
| 4勝1敗 | 28回 | 23.9% | 1/4 | 29.2回 |
| 4勝2敗 | 27回 | 23.1% | 5/16 | 36.6回 |
| 4勝3敗 | 41回 | 35.0% | 5/16 | 36.6回 |
MLB公式の試合データより。1903年と1919〜1921年の9試合制(5勝先取)の4回は除いた117回。引き分けの試合は数えていません。
いちばん多いのは4勝3敗の41回で、理論値の36.6回より多く、4勝2敗は27回で理論値の36.6回より少なくなっています。ただ、4つの数字をまとめて理論値と比べると p 値は0.12で、「実力が互角のチームがコインを投げ合った」場合と区別できる差ではありません。「シリーズの正確な結果」のマーケットでは、4勝3敗に約31%(5/16)より大きな確率を置く根拠は、過去のデータからは弱いということです。
第1戦の勝者は64.1%優勝
7試合制の117回で、第1戦を取ったチームが75回優勝しています。シリーズの勝敗と第1戦の勝敗が無関係なら半々のはずで、偶然で75回以上になる確率は0.15%です。ただしこれは「第1戦に勝つと有利になる」という意味だけではありません。強いほうのチームは第1戦にも勝ちやすいので、第1戦の結果はチームの力の差をいくらか映しています。
2026年の第1戦(現地10月23日、ミルウォーキー)はブルワーズが3-2で勝ちました。1回にイェリチの適時三塁打とW.コントレラスの適時打で2点を先行し、7回にチョウリオの適時打で3点目。レイズは4回と9回に内野ゴロの間に1点ずつ返しましたが届きませんでした。勝ち投手はミジオロウスキー、負け投手はN.マルティネス、セーブはメギル。7試合制の過去117回では、第1戦の勝者の優勝は64.1%でした。
第2戦(現地10月24日、ミルウォーキー)もブルワーズが5-4で勝ちました。レイズは1回表にシンプソンとカミネロの適時打、ヒックスの2ラン本塁打で4点を先取。ブルワーズはその裏にW.コントレラスとG.ミッチェルの適時打で2点を返し、4回に相手の失策で1点、6回にフレリックのソロ本塁打で同点、7回にプラットの適時打で勝ち越しました。勝ち投手はウリベ、負け投手はウェルズ、セーブはアシュビー。第3〜5戦はレイズの本拠地です。
第3戦(現地10月26日、レイズの本拠地トロピカーナ・フィールド)はブルワーズが10-1で大勝しました。3回にイエリッチとW.コントレラスの適時打で2点を先制し、5回にはトゥラン、G.ミッチェル、プラット、フレリック、ハミルトン、チョウリオの適時打で8点。先発のガッサーが6回を1安打無失点に抑えて勝ち投手、負け投手はペラルタです。レイズの1点は9回のディアスの適時二塁打でした。これでブルワーズは3勝0敗としました。
第4戦(現地10月27日、トロピカーナ・フィールド)はレイズが延長12回4-3でサヨナラ勝ちし、0勝4敗を免れました。2回にシンプソンの適時二塁打でレイズが先制し、ブルワーズは4回にプラットの適時二塁打で追いつきます。その裏に野選の間に勝ち越されましたが、5回にハミルトンのソロ本塁打で再び同点。2-2のまま延長に入り、12回表にプラットがソロ本塁打で勝ち越しましたが、その裏にデルーカとウィリアムソンの適時打で逆転されました。勝ち投手はシーモア、負け投手はドローハンです。
第5戦(現地10月28日、同)はブルワーズが4-1で勝ち、4勝1敗で優勝を決めました。2回にプラットの適時打で先制し、5回にハミルトンの適時打、6回にW.コントレラスの適時二塁打とプラットの犠牲フライで4-0。先発のミジオロウスキーが5回2/3を2安打無失点で、第1戦に続く2勝目を挙げました。負け投手はラスムッセン。レイズは9回にシンプソンの適時二塁打で1点を返しただけでした。シリーズMVPには捕手のウィリアム・コントレラスが選ばれています(MLB公式)。
下の表で数えた7試合制の過去117回では、4勝1敗での決着は28回(23.9%)。1勝3敗に追い込まれたチームの逆転は49回で6回しかなく、レイズも第4戦の勝利で望みをつないだものの届きませんでした。
ホームの価値:試合では54%、第7戦では逆転
| 見たもの | 本拠地側の勝ち | 割合 |
|---|---|---|
| 個々の試合 | 365試合 / 673試合 | 54.2% |
| シリーズ(第1戦を本拠地で戦ったチーム) | 67回 / 117回 | 57.3% |
| 第7戦 | 19回 / 41回 | 46.3% |
MLB公式の試合データより(7試合制の117回)。
1試合ずつ見ると本拠地のチームが54.2%で勝っていて、偶然で半々からここまでずれる確率は1.5%です。シリーズ全体でも、第1戦を本拠地で迎えたチームが57.3%で優勝しています。ところが第7戦にかぎると、本拠地のチームは41回で19勝と負け越しています。41回しかないので「第7戦はアウェーが有利」とまでは言えませんが、ホームの有利が第7戦で大きくなるという話は、データからは出てきません。
逆転はどこまで起きているか
| シリーズの途中経過 | その形になったシリーズ | 逆転優勝 |
|---|---|---|
| 0勝2敗 | 55回 | 10回(1985・1986・1996年など) |
| 1勝3敗 | 49回 | 6回(1925・1958・1968・1979・1985・2016年) |
| 0勝3敗 | 25回 | 0回 |
MLB公式の試合データより(7試合制の117回)。
0勝3敗からの逆転は、ワールドシリーズでは25回とも一度も起きていません。1勝3敗からは49回に6回、直近は2016年のカブスです(相手はインディアンス=今のガーディアンズ)。2勝2敗で迎えた第5戦の勝者は47回のうち31回(66.0%)で優勝しています。
直近10年の優勝チーム
| 年 | 優勝 | 相手 | 成績 |
|---|---|---|---|
| 2017年 | アストロズ | ドジャース | 4勝3敗 |
| 2018年 | レッドソックス | ドジャース | 4勝1敗 |
| 2019年 | ナショナルズ | アストロズ | 4勝3敗 |
| 2020年 | ドジャース | レイズ | 4勝2敗 |
| 2021年 | ブレーブス | アストロズ | 4勝2敗 |
| 2022年 | アストロズ | フィリーズ | 4勝2敗 |
| 2023年 | レンジャーズ | ダイヤモンドバックス | 4勝1敗 |
| 2024年 | ドジャース | ヤンキース | 4勝1敗 |
| 2025年 | ドジャース | ブルージェイズ | 4勝3敗 |
| 2026年 | ブルワーズ | レイズ | 4勝1敗 |
MLB公式の試合データより。
2017年からの10年で、4勝3敗まで行ったのは3回、4勝1敗は2026年を含めて4回です。2024年・2025年と連覇していたドジャースは、2026年はリーグ優勝決定シリーズでブルワーズに4連敗しました。
ブックメーカーでのワールドシリーズの賭け方
- 優勝オッズ(シリーズの勝敗):どちらがワールドシリーズを制するか。ア・リーグの代表が決まる前から、3球団のオッズが並ぶことがあります。
- シリーズの正確な結果:「ブルワーズの4勝2敗」のように勝ち数まで当てるもの。上の表の割合が、オッズを確率に戻したときの比べる相手になります。
- 試合数:4〜7試合のどこで決まるか、またはオーバー/アンダー(5.5試合など)。
- 各試合のマネーライン・ランライン・合計得点:通常の試合と同じマーケットです。ランラインは多くの場合±1.5点です。
2026年10月17日に東京からの接続で確認したところ、1xBetの野球欄には「USA. MLB」としてア・リーグ優勝決定シリーズの試合が載っていました。マーケットの種類や上限は業者と時期で変わるので、賭ける前に必ず各社の画面で確認してください。MLBの賭け方全般はMLBベッティングガイドにまとめています。
読むときの注意点
- 100年以上のデータを1つにまとめています:球団数もポストシーズンの仕組みも、時代によって大きく違います。
- 「第1戦の勝者が優勝しやすい」は、因果の話ではありません:強いチームが第1戦にも勝ちやすい、という分を含んでいます。
- 必勝法ではありません:ブックメーカーのオッズにはマージンが組み込まれていて、長期的には胴元側に利益が残る仕組みです。
- 法律は居住国・地域によって違います:日本国内では海外ブックメーカーの利用は賭博罪に当たり得るとされています。必ずご自身の居住国・地域の法律を確認し、年齢制限を守り、余剰資金の範囲で、自己責任で楽しんでください。
日本のプロ野球の頂上決戦は日本シリーズのページで、同じ作り方で76回を数えています。
レギュラーシーズンの個人表彰(MVP)はMLB MVPのページで、1931年からの191人を数えています。
よくある質問
2026年のワールドシリーズはどちらが優勝しましたか?
ブルワーズが4勝1敗でレイズを破り、球団初優勝を決めました。現地時間10月23日(金)に開幕し、10月28日(水)の第5戦(日本時間10月29日(木)午前)で決着しています。結果は第1戦3-2、第2戦5-4、第3戦10-1でブルワーズ、第4戦は延長12回4-3でレイズ、第5戦4-1でブルワーズ。シリーズMVPはウィリアム・コントレラスです。
2026年のワールドシリーズの対戦カードは?
ナ・リーグはミルウォーキー・ブルワーズで、ドジャースに4連勝して進出を決めました。ア・リーグはタンパベイ・レイズで、ガーディアンズに4勝2敗で勝ちました。どちらもワールドシリーズ優勝の経験がなく、ブルワーズが4勝1敗で勝って初優勝しました。
ワールドシリーズは何試合で決まることが多いですか?
7試合制の117回では4勝3敗が41回で最も多く、4勝1敗が28回、4勝2敗が27回、4勝0敗が21回です。実力が互角の場合の理論値と比べても、偶然の範囲の差でした(p=0.12)。
ワールドシリーズで第1戦に勝ったチームはどれくらい優勝していますか?
7試合制の117回のうち75回(64.1%)です。ただし強いチームが第1戦にも勝ちやすいことを含んだ数字です。
ワールドシリーズで0勝3敗から逆転したチームはありますか?
ありません。0勝3敗になったシリーズは25回ありますが、すべてそのまま決着しています。1勝3敗からの逆転は6回で、直近は2016年のカブスです。
ブルワーズはワールドシリーズで優勝したことがありますか?
2026年に初めて優勝しました。それまでの出場は1982年の1回だけで、カージナルスに3勝4敗で敗れています。2026年の相手のレイズは、2008年・2020年に続いて3回目の出場でも優勝に届きませんでした。
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